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    「 亀も空を飛ぶ 」 〜 DVD鑑賞 〜

    • 2010.05.25 Tuesday
    • 18:04
    JUGEMテーマ:映画の感想


    少し前にある公共施設を訪れました。
    イベントをしたり、展示会があったり、映像を観たりや本を読めるブースがあったりします。
    DVDは、選んだ作品のケースを受付に渡すとブースNO.を指定され、そこに行ってスタートボタンを押すと観れるようになっています。
    娯楽作品はないのですが、国際問題・地域問題・戦争問題…そういうものを題材にした作品が多く、以前から観たかった作品があったので、そこでDVDを観てきました。



    ******************************************************

    TITLE: 亀も空を飛ぶ
    監督 : バフマン・ゴバディ
    制作 : 2004年


    turtle

    イラクにあるトルコとの国境のクルディスタン。
    アメリカ軍のイラク侵攻の少し前のこの地域の子どもたちの物語です。

    写真の印象的な眼をしたアグリンをはじめ、沢山の子どもたちが生きています。
    話はその子どもたちのボス的存在、サテライトを中心に進んでいきます。
    「ボス的」とは言っても、喧嘩に強そうな感じではなく、口と知恵を使って生きています。
    彼に親はいないようです。
    だから必死に自分の力を周りに見せ付けるかのようにして生きています。
    サテライトが使っている周りの子どもたちも、それぞれ訳ありですが一生懸命です。
    そして元気です。


    そこにやって来た、アグリンたち。
    子どもだけで完結する難民の家族。
    腕のない少年。
    心に傷を持つ少女。
    目の見えない子ども。
    彼女たちも訳あり、心に重いものを抱えた兄妹です。


    一見その明るさと暗さから正反対のように見えますが、彼らは同じ世界に生きているのです。
    彼らの日常は、外側にいる私たちには非日常です。


    松葉杖を銃に見立て、国境のトルコ兵を挑発して遊ぶ子ども。
    子どもの村であるかのように、働く子どもたち。
    その仕事は、地雷を集めて売ること。
    村に迫る危険を感じ、地雷を持ち込み銃を借りる子どもたち。
    何の疑問もなく銃を貸す市場の大人。

    でも皆とても個性的で、彼らがしっかり自分の人生を生きていると強く感じさせられます。

     

    タイトルにある「亀」。
    地雷を集めるカゴを背負う姿が亀にも見えるし、子ども(少女)が子どもを背負う姿が亀にも見える。
      原題:Kûsiyan jî dikarin bifirin
      英題:Turtle Can Fly
    原題がどういう意味か分かりませんが、英題は「亀は空を飛べる」になります。
    この意味をどう理解するのか。

    象徴的なシーン〜亀が水の中を泳ぐ〜で、亀が空を飛んでいるように見えなくはない。
    でも水は濁り、青い空は見えない。


    監督は、イランのクルド人だそうです。
    恥ずかしいのですが、この映画ではじめてフセインによるクルド人迫害について知りました。
    日々世界からニュースが入ってくる環境に私たちはいますが、見ようとしなければ何も見えないのだと痛感しました。
    アメリカのイラク侵攻で、映画は終わっています。
    今、あの子どもたちはどのように生きているのでしょうか。
    空を飛べる環境にいるのでしょうか。

    ******************************************************

    ……最後に一言……

    アグリン兄妹については、語るべきことがもっとあると思います。
    子どもへの愛情、女性としての気持ち、子どもが子どもでいられることの幸せ、いられないことの哀しさ。
    日本も今、ある意味では厳しい環境にありますが、それでも家族が家族として生活できることが、どれだけ幸せなことか。
    当たり前の幸せを当たり前に享受できることが、“一番の幸せ”だと“認識すること”が大切なのだと思わずにはいられませんでした。

     

     

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