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    映画 「約束の旅路」

    • 2010.12.13 Monday
    • 20:20
    JUGEMテーマ:最近みた映画


    3週間ほど前から、とても楽しみにしていました。
    久しぶりの映画です。
    あーすぷらざで1日2回のみの上映会。
    前回の「子供の情景」は観そびれたので、今回は予定が入りませんように・・・と祈っていました。
    映画館ではないし、大きなホールではないけれど、DVDで観るのとはやはり違います。
    初めはステージに映る映像の光が気になったけれど、ほんの数分で忘れストーリーに引き込まれていきました。


    ファラシャと呼ばれるエチオピアのユダヤ人を、イスラエルに移送する「モーセ作戦」。
    1980年代半ば、これによってスーダンの難民キャンプを経てイスラエルに行った黒人少年の物語です。
    何の予備知識もないまま観たので、大切な場面やセリフを見逃してしてしまっているかも知れない…との不安を持ちつつ、感想を残しておきます。


    promise


    *******************************************************************

    ◇ あらすじ ◇
    1984年、9歳の黒人の少年(モシェ・アガザイ)は、ユダヤ人を装いスーダンの難民キャンプからイスラエル行きの飛行機に乗り込む。到着後、彼はシュロモというイスラエル名をもらい、ヤエル(ヤエル・アベカシス)とヨラム(ロシュディ・ゼム)夫婦の養子となる。彼は新天地で新しい生活を始めるが、黒人への差別は激しかった。(シネマトゥディ)

    *******************************************************************

    原題     : Va,vis et deviens
    製作年     : 2005年
    製作国     : フランス
    上映時間  : 149分 
    監督      : ラデュ・ミヘイレアニュ
    キャスト   : ヤエル・アベカシス/ ロシュディ・ゼム/ モシェ・アガザイ/
            モシェ・アベベ/ シラク・M・サバハ

    *******************************************************************


    「たくさんのお母さんに愛されてるのね」
    終盤、新妻に言われたこの言葉が、この映画を表していると思う。


    原題の「Va,vis et deviens」は、生みの母の言葉「さぁ行って、生きて何かになるの!」の意味だろう。

    産んでくれた母、生命を繋げてくれた母、育ててくれた母。
    3人の母が描かれている場面は、時間にするとかなり偏りがある。
    しかし、どの母とのエピソードも強烈に心に残った。


    それぞれが、「さぁ、行って」 とシュロモの背中を押していたように感じる。


    これ以上は、自分の中でも整理出来ずにいる部分が多いのでネタバレしそう…。
    続きは次ページにて…。


    **************************************
         ◇今日の花言葉◇ 12月13日        
                チランジア 不屈
    **************************************

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    主人公はシュロモ。 登場人物は数多し。
    人生で出会う人々は、誰もが意味があって出会うと感じさせられる。

    シュロモの立場はとても過酷だけれど、回りにいる人々がそれぞれに彼を温かく見守っている。
    そんな優しさの中にいても、秘密を抱えて生きるシュロモは孤独である。
    不安を誰とも共有できない哀しさ、吐き出せない苦しさに、胸が締め付けられる思いがした。


    初めにも書いた母たちの愛情。

    生みの母が手放せなければ、ラスト同じスーダンに立っていても難民のままであっただろう。
    ハナ(2番目の母)は、見知らぬ子どもを自分の子と偽り、彼の命を守るために彼女の家系を教え、学べと教える。
    ヤエル(育ての母)は、差別をする学友の親たちの前で、「彼は世界一美しい子ども」と叫び、彼の顔を舐めまわす。

    どの母も、とても強い…彼を生きることへ導く。
    生かすために懸命だった。


    <難しかった部分>
    ユダヤ人の定義付けは?
    民族と宗教。
    ユダヤ教を信じていればユダヤ人なのか?

    民族や宗教を深く意識せずに暮らしている平均的日本人の私には、理解しきれない部分である。

    ただ、エチオピアから来たユダヤ人が、白いユダヤ人に受け入れられない部分では、やりきれない気持ちになった。
    ケスをはじめ、安息日を守り、とても信仰が厚く古くからの教えを守っているファラシャ。
    ケスが「安息日の匂いがしない」と嘆くシーンが印象的。

    「どちらが正当なユダヤ人か」と比べるべきものではないし、信仰の外にいる私が語るものではない。
    でもこれは1つの例で、似たようなことがあらゆるところに存在するような気がする。



    ****************************************

    何とも纏まりのない文章になってしまった。
    これこそ自分のための備忘録。

    ****************************************

    開き直ってみる! 完全ネタバレ記載

    ☆☆ 印象に残ったシーン ☆☆

    ◇ イスラエルへ着いて間もない頃、シャワーを浴びさせられたシュロモが排水溝に流れる水を必死になって、堰き止めようとするシーン。
     →→→ 水は大切なもの…置かれた環境で常識が変わる、どちらの常識が正しいのか?

    ◇ ハナとの別れのシーン…ハナの言葉。「(生きるために)ハナの家族の名前(家系)を忘れないように」「本当のお母さんのことも絶対忘れないで」
     →→→ 不安げなシュロモの顔、彼女を看取ったのがシュロモだけという事実

    ◇ シュロモが友だちのラブレターの代筆をしたシーン
     →→→ 生みの母への想いが綴られていた文章

    ◇ シュロモが月に語りかけるシーン
     →→→ 月を母に見立て、語りかける想い

    ◇ シュロモがヤエルにしたお話
     →→→「 幸せに暮らしていた猿がトゲだらけのところに落ちた。沢山ありすぎて抜いても無駄なトゲ。爪の間に刺さっているトゲがとても痛い。それを抜くためには爪を剥がすべき?」 彼の心の葛藤に涙が出て止まらなかった。

    ◇ 宗教討論のシーン
     →→→ 彼女の父親に認めて欲しくて出場した討論会。 話した内容は最後には母への想いが詰まっていた。

    ◇ ケスにシュロモが秘密を告白するシーン
     →→→ ずっと誰にも言えなかった自分の身の上を話すシュロモ。彼の本当の不安は生みの母の愛情を信じ切れずにいたのだと分かるシーン。ケスの「生かすため」の言葉で自信を取り戻したんだろう。

    ◇ ラストシーン
     →→→ バトンが繋がった瞬間。

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